2/26長崎新聞)「長崎定着10年の特集記事」が掲載!
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【裏切られても「何度でも」 -更生への「伴走者」に-】
…男性の更生は道半ば。また挫折してしまうかもしれない。「でも」と同センターの伊豆丸剛史所長(43歳)は言う。
「彼が何度つまずいても向き合っていく。更生は一朝一夕に果たせないし、新しく真人間によみがえらせることではない。生活苦の中で罪を繰り返してきた人たちが、それまで得られなかった愛情や教育、就労の機会などを獲得し直すことで、ようやく果たせるものなのだと思う。センターは、いつまでも彼らに寄り添う『伴走者』でありたい」
…翌2012年、また事件を起こし、刑務所に再入所。2014年6月に出所し、再びセンターの支援を受けながら社会復帰への道を歩み始めたものの、2015年11月、またもやコンビニで酒を盗んで刑務所に逆戻りした。男性は「(センターを)まだ本気で信じていなかった。どうせ自分なんか、と思っていた」と振り返る。昨年11月。刑期を終え、刑務所の塀の外に出ると、今度もセンターの職員が迎えに来ていた。裏切っても裏切っても、寄り添ってくれる姿を見て、男性は心を揺さぶられた。「この人たちは本気で俺のことを信じてくれていると分かった。この人たちのためにちゃんとしようと思った」
【障害者ら再犯わずか9% -長崎県地域生活定着支援センター10年-】
※記事詳細:添付データーをご参照下さい。
参考)長﨑新聞
https://www.nagasaki-np.co.jp/kijis/?kijiid=472936186438190177