全国地域生活定着支援センター協議会は、矯正施設を退所した高齢・障がい者の社会復帰と再犯防止を支援し、全国のセーフティーネットの構築に邁進します。

おとな食堂

おとな食堂

以前こちらで紹介した,千葉定着による,矯正施設から地域に移行した方々を対象の食事会・交流会「おとな食堂」のご報告を以下の通り頂きました。

7月12日(水)おとな食堂

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定着センターの事務所には、時々さびしくなって電話をくれる人がいます。世間話をすることで少しは気が紛れるようです。小動物を飼っていて時々近況を教えてくれる人もいます。そうかと思うと急に体調を崩したという人から連絡をもらって、一緒に病院に行ってみたら栄養失調だったり。
1おとな食堂
介護保険や障害福祉サービスを利用するまでにない元気な人たちは、出所してささやかな自分のお城(アパート)で暮らし始めても、親族との縁も切れ、近隣との付き合いもなく、大きな孤独感を感じて暮らしている人が多いです。特に男性出所者に多いです。そんな人たちに私たちは、ちょっとした気配り作戦を展開しています。多くの女性は元々井戸端会議の達人だったりするので、この単身男性の孤独は出所者に限ったことではないのかもしれません。
2おとな食堂
今回、ランチやおしゃべりを楽しもうと、おとな食堂を企画しました。お味噌汁は好きだけど作ったことがないという栄養失調のAさん始め、バランスの良い食事が取れていない人たちに具たくさんのお味噌汁や肉や野菜をたくさん食べてもらい、会話が弾んだら嬉しいなという思いつきからでした。1か月以上前に招待状を作り、一人ひとり訪問して手渡ししたところ、みんなその場で参加の返事をしてくれました。
3おとな食堂
当日は、約束の時間が待ちきれず電話をしてきたり、2時間も早く集合場所に来ていたり、心待ちにしていた様子がうかがえました。初対面の人ばかりなのに幼少期の生い立ちやどんな風に生きてきたのかとか、現在の慎ましいやりくりの仕方など、みんなそれぞれの話が面白くて、笑いながら食事をしました。
4おとな食堂
お洒落な髪形のBさんが笑い話のように話してくれたのは「子供の時から家に居場所が無くてさ、家出ばかりしてやんちゃなことをしていた。親にバスで旅行に行こうと言われて喜んでついて行ったら〇〇学校(児童自立支援施設)に置いて行かれちゃったよ。でもそこは良かったよ。だっておやつやご飯が食べれたもん」と。参加者は自分の事に重ね合わせて聞いていたようです。

この集まりには、ゲストとして『ユニバーサル就労ネットワークちば』から相談員さんにも参加していただき、参加者の仕事の相談に乗ってもらうこともできました。おとな食堂の参加者の中でいちばん若い60代のCさんは、『ユニバーサルネットワークちば』のご紹介で既に就職が決まっています。年だし雇ってくれる所は無いかもしれないけど、もう一度働きたい、世の中の役に立ちたいという気持ちをみんなが持っています。

6おとな食堂
楽しい会話がいちばんの御馳走となり、最後に空くじなしのくじ引きで豪華景品をあて、良い顔でお開きになりました。

5おとな食堂
地域の中で一生懸命頑張って暮らしている人たちに、私たちもたくさんの元気をもらいました。ずっと続けていきたい企画です。
7おとな食堂

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