全国地域生活定着支援センター協議会は、矯正施設を退所した高齢・障がい者の社会復帰と再犯防止を支援し、全国のセーフティーネットの構築に邁進します。

窃盗症自助グループ

窃盗症自助グループ

『「窃盗症」克服へ体験共有 高知市の自助組織が月2回会合』2016.04.25 付け高知新聞の記事です。以下転記。(以前こちらでも紹介しました。)

万引や窃盗を繰り返す「クレプトマニア」(窃盗症)の人たちが自身の体験を分かち合い、立ち直りを目指す自助グループが高知市にある。2014年発足の「KAこうち」。服役や逮捕により「途中離脱」する参加者もいる中で、「再犯しない生活」を目指しミーティングを続ける。

 「貪欲、好色、嫉妬、思い上がりは破滅をもたらす」

 ある日の午後、高知県高知市内のビルの1室で白髪の男女2人がテーブルをはさみ、向き合っていた。「ハンドブック」と記載された黄色の冊子を開き、さまざまな警句文を交互に読み上げていく。KAこうちのミーティング風景だ。

 男性はアルコール依存症。断酒会で長く活動し、ギャンブル依存症者の自助組織「ギャンブラーズ・アノニマス高知」の設立にも関わった。KAこうちでも支援スタッフだ。

 「心の隅におる昔の自分を引っ張り出して過ちを認める。そうしないと、また盗んでしまう。なめたらいかん病気やから」

 男性がそう諭す女性は80代。高知県中西部の量販店で240円の乾電池を万引した。

   ■  ■

 クレプトマニアは窃盗の衝動を制御できない精神疾患の一種。摂食障害やうつ病を伴うことも多く、専門家は「刑罰では治らない。治療が必要だ」と指摘する。治療の一つがミーティングだ。

 KAこうちの参加者は、お互いに名前や職業を聞かず、質問や批判も禁止されている。こうした自助グループは近年、全国各地で生まれている。

 KAこうちは2014年12月、多重債務者を支援する「高知うろこの会」と高知県地域生活定着支援センター、法テラス高知の3団体の協力で設立された。ミーティングは月2回ほど開かれる。

 事務局を務める高知うろこの会の岡田悟さん(74)によると、設立から8人が参加したが、その半数は現在、窃盗罪で実刑判決を受け服役中。会への参加を休んでいる間にまた盗んでしまい、逮捕された人もいる。

 岡田さんは「継続して通っていたら防げたかもしれない。高知県内には窃盗症に対応した医療機関はなく、人に相談できない苦しさもある。当事者が体験を分かち合うことが回復につながる」と話している。

■26日無料相談会■ ←今日ですね!
 KAこうちは26日午前10時から午後3時まで、窃盗症に関する無料相談会を高知県高知市本町4丁目の高知うろこの会事務所で開く。当事者と家族が対象。弁護士や臨床心理士が電話(0120・565・275)と面談(要予約)で対応する。KAこうちの開催日時など問い合わせ先は高知うろこの会(088・822・2539)。

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