全国地域生活定着支援センター協議会は、矯正施設を退所した高齢・障がい者の社会復帰と再犯防止を支援し、全国のセーフティーネットの構築に邁進します。

やりがい

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やりがい

6月6日の定期総会で、再入所に関する調査が今年度の事業計画に挙がっていました。

それと関連して、海外では何十年も前から、再犯防止のために、出所者の再犯リスクを予測しようと、リスク要因を探る研究が進んでいるようです。精神を患った人たちや、薬物依存症など医療的な問題のある出所者が、たまに研究対象に含まれていることもありますが、知的障害や発達障害、高齢、認知症などがある出所者について、特定的に調べてたものには、私はまだぶち当たっていません。

とにかく、これら多くの研究の結果、再犯リスクには、変えられないものと(前科前歴、年齢など)、変えられるもの(反社会的な考え方、住居の安定など)があり、影響力の強いものは、大きく分けて八つあると打ち出されています。内閣府のサイトに、パワポ資料あったのでこちらをどうぞ。

でも、あまり言われない大事なことが、1990年代から研究されていて、再犯防止に影響があるのは、更生支援を実際に行う支援者側に様々な要因があり、その一つに、スタッフの定着率があると言っています。

そこで、今日のブログの本題がやっとでますが、この本、
表紙みじめさ

みじめな仕事の根本的要因は、この三辺にある「匿名性・無関係・無評価」で、だれがいつそうなってもおかしくないと。

一番納得したのは、「みじめさのコスト」で、働く人に充実感がないと、生産性が失われるが、もっと深刻なのは、仕事をしながらイライラして、疲れ切って一日を終えると、その苛立ちと皮肉と疲労をほかの人にまき散らす、家族に、友人に、たまたま電車で乗り合わせた見知らぬ他人に。

逆に、充実した仕事をしている人は、できるだけ長く続けようと思うし、人生も楽しめるし、人に対しても自然に笑顔になり、しいては職場の定着率も安定すると。

要するに、この本は、職場の「管理者」たちが、こういうことを理解して、組織の文化を変えよ、と言いたいのだと思うが、これは、出所者支援にも、また、出所者自身の人生にも、当てはまるのではないか。

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