全国地域生活定着支援センター協議会は、矯正施設を退所した高齢・障がい者の社会復帰と再犯防止を支援し、全国のセーフティーネットの構築に邁進します。

指定更生保護施設 両全会へ

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指定更生保護施設 両全会へ

指定更生保護施設「両全会」は、渋谷にあるオリンピック村と明治神宮の間に位置します。2月19日、世田谷区更生保護女性会の研修会で、約30名の保護司の女性たちにくっついて、お邪魔しました。偶然にも2月18日の朝日新聞に、両全会の記事がありますので、どうぞ。

当日は、両全会の理事長、施設長、補導主任、世話人、看護師の計8名の職員の皆さんにお会いでき、理事長からは施設の詳しい説明と、施設長からは施設案内をいただきました。

両全会

来週月曜日に国会議員10人が見学にくるので、予行練習も兼ねてと、ユーモア混じりに理事長の小畑氏は、パワポでプリゼンしてくださいました。

80%,小畑理事長

去年の3月末に谷垣法務大臣が施設を訪れ、(小畑氏を始めスタッフの皆さんの熱意や、ボランティアの方々の協力、プログラムの充実はもちろんのこと)その際のプリゼンが効果を発揮し、薬物離脱プログラムと就労支援で、両全会のみならず、全国での取組へ向けて大きな進展があったそうです。全国104の更生保護施設のうち、来年度からは合計10の施設が薬物重点施設として、専門家の人件費が付き、刑の一部執行猶予制度の実施に備えるということです。


理事長も施設長も法務省OBで、刑務所長も務められたということです。確かに、そう言われてしまうと、自分が見学してきた、同じく指定更生保護施設「雲仙虹」(長崎)や「ステップ竜岡」(東京)のほ~んわか~した雰囲気とは違うかも・・平均4.5カ月、約20名の女性たちが、ここで「宿泊保護を通じて日夜直接的な補導指導」を受けて社会に復帰していくのです。ちなみに、両全会に特別対象者は、(今回の訪問時には)入っていませんでした。

屋上

「住居、就労」(必要条件)+「ケア」(十分条件)をセットで充実ということで、”完全就労、徹底したパソコン教育、人間性の回復、認知行動療法による薬物離脱指導「ローズカフェ」プロジェクトと、常習窃盗事犯者に対しての心のケアを通じた離脱指導「リ・コネクト」プロジェクト”に、対象者全員が参加しているそうです。

また、平成23年4月には23区内に自立準備ホームを設立したとのこと、そちらの説明もありましたが、保護局は自立準備ホームの一覧など公表していないので、書けないでしょう・・

施設からは、渋谷にも新宿にも歩いていけて、清掃業、厨房やホールスタッフ、コンビニ店員などの仕事に就くものが多いということですが、都会は確かにこのような仕事がいくらでもあるような感じですので、完全就労を目指すというのは分かる気がします。でも、施設を出てアパートを借りる人たちも30%くらいいるようなので、その際は、家賃のかなり低い所を選んで移らないと、あの近辺じゃ、家賃分も稼げないでしょ、完全に。

全国に7か所しかない女子施設の一つですが、両全会にいる女性たちは、全国の矯正施設から来ています。どうやって選ぶのか聞くと、保護観察所が本人の希望を聞いた後、両全会が面接に出向き、両全会で上手くやっていけそうな人たちを選ぶそうです。完全就労が目標の一つですから。

興味深いお話は沢山ありましたが、どこまで書いてもいいのか分からないので、控えます。ただ、この施設は、外部からの見学者大歓迎ということですので、関心のある皆さんも、いってらっしゃいませ。

記念撮影

私たちもこういう写真を屋上でとりましたが、これは、ネットからの借り物の写真です。

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