全国地域生活定着支援センター協議会は、矯正施設を退所した高齢・障がい者の社会復帰と再犯防止を支援し、全国のセーフティーネットの構築に邁進します。

文京区地域支援フォーラム『自分らしく暮らす』の報告

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文京区地域支援フォーラム『自分らしく暮らす』の報告

11月23日(金)、文京区主催、文京社会福祉協議会後援フォーラム『自分らしく暮らす』へ行ってきました。東京都地域生活定着支援センター長が対談に出られていたからです。寒い雨の中、老若男女100人の聴衆が集まっていました。第一部は、山本譲司さんの講演です。山本さんの本や講演を経験されている方などは、講演を聞いても、びっくりすることはなかったでしょうが、そんな方々ばかりではなかったようです。

講演の最後に山本さんは、『生きていくちから』『共生社会』をテーマに話すよう依頼されたが、生きていく力が要求されているのは、障がいを持った矯正施設からの出所者ではなく、むしろ私たちだ、と言われたのが印象的でした。

第二部は、東京の定着支援センターの赤平センター長と、かいりほの石川施設長です。赤平センター長は、地域生活定着支援センターがどのような事業を行っているか説明し、センターでは昨年5月末の開設以来、15歳から85歳までの『ないないづくし』の人たち90人余りをどのように支援してきたかを支障のない範囲で解説しました。この中には、都内の府中刑務所からだけではなく、日本全国からの支援対象者を含みます。(赤平センター長は、来年1月17日全定協主催の全国研修第2日目の第4分科会の、「少年院ケースへの支援」で、コーディネーターを務めます。詳しくはこちら。)

石川施設長は、『生きにくさ』抱えた人たちを、どのように支援していくのかをしみじみとお話になりました。わかってもらえないから孤立し、誰も頼れる人がなく居場所がなくなってしまった人たちが、よき支援者に巡り合い、人を頼れるようになっていくその「変化」を、まるで可愛い我が子を見つめるかの様の語ります。

紙面上、貴重なお話は書ききれませんが、お二人のお話からも、『人』という資源が、どんなに大切であるか、大切にして当然であるか、を再認識させられます。人とは、支援する人、受ける人、同じ社会に住む人の全てを含みます。

フロアーから出た質問では、やはり皆さん、支援の成果、支援の行程での苦労について関心が高いです。また、刑務所内での教育プログラムがどうなっているのかも質問されました。(法務省の資料もご覧ください。こちら

どんな人にも可能性があるし、やり直しができる。『彼ら』と自分たちが、どう違うのかではなく、どう同じなのかという視点を持ってほしい、待つことのできる社会になってほしいと、赤平センター長と石川施設長は結んでいました。

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